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先日の記事で、楽しみながらいろんなノート、手帳、筆記具を使っているという記事を書きましたが、あれはすべてプライベートなことを記述するためのもので仕事ではもっとシンプルに、そして効率優先で紙を使っています。

私の職場では10年以上前からペーパーレス化が進んでいて日々の業務で紙を使う必要がありません
電子化も同時に進んでいるのでWeb会議システムなどを通してどこでも誰とでもコミュニケーションできます。
ノートPCとネットがあればいつでもどこでも仕事ができる環境ができています。極端な話、職場に出勤する必要もありません。
仕事のスケジュールもクラウド上で同僚と共有しているので、スケジュール帳を持つ必要がありません。
また、議事録などの書類もクラウド上のノートで同僚と共有ができてしまいます。
したがって最初からPCで入力してしまえば、そのままデジタルな成果物に直結するので紙を使う余地がなくなります。

というのが十数年続いた私の仕事スタイルだったのですが今では紙も積極的に取り入れています。
理由は3つです。

  1. いい紙にいい筆記具で文字を書く快感に目覚めてしまった(笑)
  2. 年のせいなのか(笑)、ディスプレイの文字に愛着を感じなくなった
  3. 手書きはキーボード入力より圧倒的に速く効率的

上2つは純粋に個人的な趣味なのですが、3番目はビジネス上の理由です。
どんなにブラインドタッチが速くても、スマホ入力が速くても手書きには勝てません。
以前「思考スピードの経営」というビル・ゲイツの本を見たことがありますが、まさに思考に近いスピードでアウトプットできるのが手書きだと思っています。

会議などでPCやiPadに向かって一心不乱にメモをとっている人をみますが、書記専任でもない限り止めたほうがいいでしょう。
入力に懸命になるあまり議論に参加できなくなるからです。
メモをとりつつしっかり議論に参加するには手書きに限ります。

私のそうしたメモはほとんど走り書きであり、雰囲気や発言を正確にキャプチャすることだけに注意していて、きれいにとか整理して書くことはしていないので、時間がたつと書いた本人が内容を理解できなくなるほどです(笑)。
忘れないうちにPC上で清書し、クラウド上で共有するようにしています。
面倒なときはノートをそのままPDFにしてしまいます。

すなわち

  • 記録やアイディア出しは手書きノート
  • アウトプットの最終形を作るためのPC

と使い分けています。

↓ ふだん仕事でメインで使っているノートです。
Campusの方眼か澪を使っています。理由は安くて紙質がいいためです。消費量が半端じゃないので高価なノートは使いません。
キングジムのノートカバーに入れています(このカバーはあまり文具店でみませんが、かなりいいです♪)。
フォーマットだとか細かいことを気にせず、ガンガン書き込んでいます。

縮小-WP_20150614_11_54_20_Pro

↓常時、胸ポケットに入れているロディア・ナノです。
思いついたことはプライベート、仕事関係なく、電車の中、トイレの中、会社の廊下、いつでもどこでもキーワードを書き込みます。
スピード最優先で、忘れないうちに書き込むようにしています。

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↓ロディアの下にあるのが時々使うA4方眼ノートです。主にパワポを作るときに使います。
コストパフォーマンス優先で選んでいます。
いきなりPCに向かうと時間ばかりかかるので、まず紙の上でデザインしパワポで清書という手順です。

縮小-WP_20150614_11_55_50_Pro

 

仕事は紙Onlyとかデジタル一辺倒で記録するのでなく両方のいいとこどりで適切な道具をチョイスしたほうがいいと思います。

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