Facebooktwitterredditpinterestlinkedinmail

私が学生の頃、町のあちこちにおっさん・おばちゃん夫婦がやっている中華料理店がありました。学生が入ると黙って大盛りにしてくれたもんです。
今はチェーンの中華料理店が繁栄し、昔ながらの町の中華料理店が本当に少なくなりました。

ところがあるのです。
吉祥寺の駅北口ダイソーのビルの地下にさくらいという中華料理店が...
お店に入ると配膳のおっさんが、ガラガラ声で「いらっしゃーい!」と言い、追加オーダーすると再びガラガラ声で「よころんでー」と言います。
そして厨房も絵に描いたようなおっさんがやっています。

この日は会社帰りに腹が減ったので固焼きそばと餃子をオーダーしました。

縮小-20150521_111629002_iOS

味についてです。
餃子のみんみんの時にも同じようなことを書きましたが、尖がったところが一切ない、ごくふつうの味なのです。
このごく普通というところが大切で、

背油がはいったラーメンも、マー油がはいったラーメンもいらない、もう”普通”の食べ物でいいんだ!

なんて瞬間はありませんか?
世の中競争が激しいせいか、ラーメンひとつとってもすごい工夫がされています。
しかし、それが食べる側になって重荷になるころはありませんか?

縮小-20150521_112852503_iOS
普通のものを普通に食べたいとき、そんなときにさくらいに行きたくなるのです。

Facebooktwitterredditpinterestlinkedinmail

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください