最初に館山は海軍の街、と書きました。海軍の街というと東京湾をはさんだ横須賀を連想します。
でも、横須賀と館山は同じ海軍の街でもずいぶん印象が違います。館山はそういう知識がないと海軍の街だとは意識されないかもしれません。横須賀は知識がなくても、港にごろごろ係留されている航空母艦、護衛艦、潜水艦、街にあふれる英語表記の飲食店、ショッピングする米軍兵士、休暇中の防大生を見るとそこが普通の港町でないことがわかります。
でも館山は一見すると普通の港町です。それは米軍がいないこと、海上自衛隊の航空隊の基地なので大型船舶がいないことがそのように見える原因でしょう。
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あのフロントグリル、日産サニー⁉︎
あー、昔よく目にしていたサニーのピックアップトラックかなぁ。
館山は元々終戦前、本土決戦のために米海軍が東京湾からの上陸作戦を決行するという想定のもと、帝都防衛の最前線として陸軍航空隊を始めとする軍事施設が幾つも造られ、その多くが遺構として人知れず残っているようです。
特攻有人ミサイル桜花の発射基地もそう言った理由から館山の山間部に造られたそうですが、幸いにも使われること無く終戦を迎えたとか。
私も調べてみましたが驚きでした。人間ミサイルの基地跡が現代に残っているなんて。戦跡として後世に残すべきだと思いました。