新宿の百人町と言ってもピンと来ない人が多いかもしれませんが、総武線の大久保と山手線の新大久保を含んだエリアといえば東京に住んでいる人はなんとなくわかるでしょう。
戦後、ロッテの新宿工場ができ、韓国人を多く雇ったのでもともと在日韓国人や中国人が多い土地柄です。
今から20年以上前のバブル期は新宿歌舞伎町の奥にあたり、かなり危ないエリアでした。新宿で一杯飲んで、歌舞伎町の喧騒を通り抜けるとホテル街。さらに職安通りを過ぎて百人町に入ると、暗がりから立ちんぼが声をかけてくることもしばしばでした。それもいろんな国のなまりで。
なので、当時は特別な目的のある人以外は出入りしないという印象でした。
そんなところだったのですが、世紀が変わるころの韓流ブームで、多くの人が訪れるようにだいぶ雰囲気が変わってきました。夜は歩いたことはないのですが、少なくとも昼間は安心して歩くことができるようになりました。
今回はそんな百人町を歩いてみたいと思います。
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↓百人町区営アパート。アパートという名ですが、いろいろ曰くがあるようです。東京DEEP案内などにこの建物解説があります。
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