7月末のWindows 10 リリースに続いて8月はじめに静かにリリースされたSway を試してみました。
オンラインのプレゼンツールという位置づけですが、じゃぁ、パワーポイントとどうちがうの?何がいいの?というところがはっきりしません。
そういう場合は実際に使ってみるにかぎります(^^)/
使い方をご説明しながらSway の特徴をレポしていきます。
説明の前にマイクロソフトがリリースしている2分弱くらいのビデオがあるのでこれを見ていただけると理解が進むと思います。
このビデオをベースにSway の特徴を記載すると
- PC だけでなくスマホからでも
- 簡単に
- 高品質なプレゼンが作成可能で
- リモートの人たちと共同で編集もできる
- また、作ったプレゼンは簡単に共有することができる
ということになります。
実際にさわってみよう!
操作はとっても簡単でマニュアルレスでできます♪
今回はテスト的に大きめのタイトル画像、見出し画像の下に数枚の写真を載せたコンテンツの雛形を作ってみます。
1. ブラウザからOutlook.com (旧Hotmail)にアクセスするといつのまにやらSway のアイコンが表示されます。
2. アイコンをクリックするととってもシンプルなインターフェース。ちなみにSway はアプリケーションの名前かつSway で作成したコンテンツのこともさしています。
3. ここが最初の編集画面で、Sway の真骨頂でもあります。ストーリーラインというところに時系列に左側にあるカード(テキスト、見出し、グラフ、画像 etc…)と呼ばれる部品を貼っていくことでコンテンツを構成していきます。
パワーポイントだとまずはスライドを一枚ずつ作っていきますが、Sway は構成済みのカードを貼るところが大きな違いです。
パワーポイントは図や文章をひとつひとつ作っていくため、作成者の自由度は大きいのですが、膨大な時間がかかります。
反面、Sway はコンテンツはあらかじめ用意されたテンプレートに縛られますが、とっても早くコンテンツ作成ができるのが大きな違いになります。
4. まず最初に「タイトル」カードが設置されるので、カード上に文章と画像を貼り付けます。とっても簡単です。
5. 「タイトル」カードを入力した後、「見出し」カード、「テキスト」カードが表示されるので、使いたいカードを選択します。
6.上から下へ次々にカードを並べて入力していきます。今回は「タイトル」カードの次に「テキスト」、「見出し」、「テキスト」・・・と並べていきました。
7. 途中で「再生ボタン」を押すと見栄えのチェックができます。
8. Sway のおもしろいところは部品として、OneDriveのファイル、Flickerの写真、Youtubeのビデオ、Twitterのつぶやきをストーリーライン上に貼れるところです。コンテンツの説得力を増す上でこれらの外部リソースを取り込めるのはとっても便利です。
9. 完成したと思ったら「共有ボタン」。SNSで共有もできますが、今回はDocs上で公開します。
Docsとはコンテンツ、文書共有のためのサイトで、「いいね」ボタンや「コメント欄」など、コンテンツを中心としたSNS 機能がついています。
細かいアクセス権設定などはなく、ここに展開されたコンテンツは誰でも見ることができるようになっています。
10. こんな感じでDocs 上からプレゼンテーションを見ることができます。
11. 複数のSway をひとつのコレクションという単位にまとめておくこともできます。
今回、ためしに作成したSway はここから見れます。
まとめ
手軽に美しい資料が作れるのは画期的です。
まだテンプレートが限られており、作成できるコンテンツのバリエーションに限りがありますが、今後増えてくるでしょう。
Windows 10, iPhoneなどにネイティブアプリが用意されますが、ブラウザだけでも十分に使えます。
このカジュアルさはとっても魅力です。
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One thought on “コンテンツをかんたん作成、手軽に共有。マイクロソフトの新アプリ「Sway」を使ってみる”