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新宿のコニカミノルタプラザで楽しみにしていた写真展、「新宿 変貌する都市の記憶」と「NEW YORK AIR」を見てきました。


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新宿のほうは戦前、戦中、戦後の新宿の移り変わりをモノクロ写真で表現した写真展です。私が初めて新宿に足を運んだのは40年前の子供のころ。戦前と戦後の差は大きいのはわかっていましたが、このわずか40年の間も新宿は大きく変わっていて大変面白い。今のルミネができる前の新宿駅舎は今回初めて見ました。結構味わい深い建物でした。
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さて、この写真展、いいのですが、新宿歴史博物館が写真のほとんどを提供しているだけあって内容はまじめそのもの。

街には陽があり陰があるものだと思いますが、陽の比重が高すぎで陰の部分がない写真展のような気がしました。淀橋浄水場はいいけれども、今の新宿南口はどうだったの?新宿高校の横の通りは?新宿2丁目、3丁目は過去どうだったの?

私は街の裏通りばかりを撮っているので、だれもが 知っているところよりそういうちょっと怪しげなところは昔どうだったんだろう?なんて好奇心があるのですが、そこまでの吸引力はなかったなぁ。
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そして、併設でGeorge Steinmetz の写真展「NEW YORK AIR」をやっていたのですが、これは面白かった。
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タイトルどおり最近のNEW YORKの写真なんですけど、アングルが街を真上、もしくは斜め上から鳥の視線で撮影しているんです。真上から都市を見ると人や車が印刷物のドットがちりばめられたように見えます。

説明を読んでみると、この人、ヘリコプターからNEW YORKを撮っています。鳥の視線なのは当たり前ですね。
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また、超富裕層向けのアパートメントを上空から映したものなどはニューヨーク独特の風景の一つなのかもしれませんが、そのほかの多くは、ほかの都市、たとえば東京でも同じように見えるのかもしれないと思いました。

「都市=無個性」ということなのかもしれなと展示を見終わって感じたのでした。

両方とも今月24日までなのでぜひまわってみてください。

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