今日、メールボックスを見たらファンド積み立てをやっているセゾン投信からメールがきていました。
タイトルは
<セゾン投信>基準価額下落に関するレポート発行のお知らせ
文面にレポートへのリンクが貼ってあり、中国人民銀行の為替誘導による影響とその対応策がまとめられていました。
今回の件について報告があったのはセゾン投信だけだったので、非常に好感が持てました。
投信を持っていてストレスがたまるのは次の2つです。
- 特に相場が下がっているときに気になるのは手数料の高さで、それが資産の目減りを助長してしまう
- どういう運用方針なのかわからない。定期レポートの内容はひとごとっぽく魂が感じられない
セゾン投信のファンドを買ったのは1.の手数料の安さももちろんですが、世界分散投資とファンド積み立てのよるリスクヘッジが可能な点です。また、投資方針は世界の経済成長にあわせて資産を成長させることで浮利を追わない姿勢に共感しています。
レポートには長期的な観点から
当社ではこれまでと同じ姿勢で投資を継続して参ります。
直近の対策として
株式市場の下落により組入れ比率の低下した株式ファンド購入し、相対的に組入れ 比率が高まった債券ファンドを一部売却することでリバランスを行って参ります。
とあります。これを見ると、これまでの投資姿勢を堅持していくことがわかり、その投資姿勢を評価してファンドを購入しているのですから、今後も変わらず買い続けていこうという気持ちになりました。
ちなみに中国に端を発した危機ですが、一般の投資家はあまり気にする必要はないと思います。
(もちろん無謀な”投機”をしていないことが前提です)。
今、この問題が深刻なのは、一月とか半年といった単位で利益をあげなければならない機関投資家やトレーダーといった人たちで、地道にコツコツ投資している人たちは一時的に資産が減少しても、長くて数年たてばまた上昇し始めるでしょう。
100年に一度と言われるリーマンショックのときも、1000年に一度と言われる東日本大震災も数十年といった長いレンジで見ると一時的な落ち込みにすぎませんでした。
今は、この機に新規に「売る」、「買う」ではなく、日ごろから行っていた投資スタイルを維持することだと考えています。
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