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最近は子どものなりたい職業としてユーチューバーがあがったりしてます。

たぶん、ヒカキンさんとかはじめしゃちょーとか、そういう超有名ユーチューバーを見て憧れを抱くのだと思います。
おぢさんの私が見ても面白いと思ってしまいますもん。

面白すぎてYutubeやAmazon Primeの視聴時間は完全にTVを超えてます。
あと10年したらTV業界は焼け野原になるだろうな。
なんせ、エンタメはつまらないし、ニュースはどこかの敵対国政府のスポークスマンみたいだし、仮想通貨とかちょっと専門的なエリアになると完全シロートだし、記者は政治家にハラスメントしているのに、自分は「報道の自由」を体現していると勘違いしているバカが多いし。

私が地上波で楽しみにしているのは、NHKのチコちゃんだけです(笑)。

エンターテイメント系でスーパーな動画を作る超有名ユーチューバーがいる一方、ニッチなエリアで地味にやっているユーチューバーもかなりいます。
彼らを視聴するのが結構面白い。

時代はもはやマス向けの番組でなく、個人の趣味趣向をコンテンツとしてとらえる方向にむかっているように思います。
なぜなら多種多様な個人の方が定番化された番組よりずっと面白い。

 

今回はそういうちょびっと有名ユーチューバー4名をを紹介しようと思うのですが、彼らって5つの特徴があります。
あげてみると。

  1. まず、超有名ユーチューバーほどではないけど、チャンネル登録者数は10万人以上くらいはいる
  2. 視聴者数は100万をこえるのがあったりして、0.1-0.3円/1再生と考えると、食べていけるレベル。たぶん
  3. テーマは様々なのだけども、ひたすら自分の好きなことをやっていて、なんとなく楽しげ
  4. 編集レベルとか動画品質はふつう。楽しんでやっているので、ついでに見てもらって楽しんでもらえればいいや、というわりきり
  5. 動画の内容に少しでも興味があれば、なんとなく見てしまう。中毒性があって細く長くつきあっていく感じ

上の5つの中で特に重要なのが2.3です。今回ご紹介するチャンネルのテーマは、車中泊、魚さばき、小屋暮らし、ソロキャンプというあまりにもニッチ。
一昔前なら、妙なことにハマっている「変わり者」で片づけられちゃった人たちが、ネットによるロングテールへのリーチで多くの支持を得ています。

ホリエモンとかイケハヤ師のようなネット系インフルエンサーたちが、好きなことをひたすらやりなさい、と布教していますが、実際のこういう人たちを見ると本当にそういうことで生きていける人たちが出てきてるんだなぁと思っています。

俺のモーレツサラリーマン人生って何だったの?とまでは思わないけれども、「うらやましい」と感じてます。

んで、まず一人目は

 

 

らんたいむ「runtime] さん

 

岡山在住・愛車のホンダ「フリード」でひたすら車中泊をしまくっている人です。
初期は「顔なし」、「声なし」で、夜の後部スペースでひたすら料理するところを見せるという動画を延々投稿されていました。
でも、面白いんですよ。車中泊という制限の中、毎回旨そうな料理を一人でつくり、美味そうに食べるシーンを見るのは。
わざわざ台風や大雪の日に車中泊に行ってレポしたりするんです。

この気持ち、とってもよくわかるんですよ。
男には「子宮回帰願望」みたいなのがあって(あるの?)、狭くて暗いところにこもるのが好きなんですよ。
そして外の環境は過酷であればあるほどゾクゾクするんですよ。
私は子供の頃、無意味に押し入れに隠れて夕飯に行かなかったり、無意味に空き地の隅に穴を掘り「まーい、基地」なんて言っているのをみつかって怒られたりしてました(笑)。

最近「顔あり」、「声あり」動画が投稿されるようになり、道の駅で車中泊ラバーをたくさん集めてイベントやったりしてどんどんアクティブになってます。応援したくなります♪

二人目、次のかたは

 

吉田克也さん

 

この人、20代後半か30代前半の若者なんですが、高校卒業して東京の弁当工場に勤め始めたのはいいが、どうも職場になじめずブチ切れて千葉・九十九里に「土地」を買って住み始めたという人です。
「家」でなくて「土地」というのがポイントです(笑)。

最初の方の動画はその土地にテントを張っているのを映していて、目がテンになりました。
ところが、次に井戸を掘り、その次に電気を通し、掘っ立て小屋を作り、簡易トイレ、 シャワールーム、ロケットストーブ...
少しお金がたまってきたせいか、小屋の内装は山小屋ロッジ風にお洒落になり、手洗いから洗濯機が導入され、自転車がカブにへんしーん。

このチャンネル、とにかく吉田さんという青年が小屋暮らしをしていることろを淡々と流しているだけなんです。
何が面白いかを説明するのが難しい。でも確実に面白いから新着があるとみちゃうんだよなー。

とにかく毎日、何かに挑戦している。
井戸水で洗濯すると衣類に色がつくので自家製のろ過機をつくってみたり、カブの荷台の取り付けに悪戦苦闘したり。そんなに業者に金払ってやってもらえばいいじゃんというのを、とにかく自分で工夫しているんですよ。

ちょい上から目線で論評しちゃえば、日々の生活は冒険であることを再認識してくれるように思うのです。

また、家族の目が暖かいのもいい感じです。
盛岡にいらっしゃるご両親、東京で働いているお兄さん。本来ならプータローしている息子、弟に説教のひとつもありそうなところなのだが、それはなく、ごく自然に受け入れている。
お兄さんは本人にかわりカメラマンやったり、お父さんは「小屋暮らしバカ一代」なんてプリントしたシャツをつくってたりする。ありのままを受け入れているのが、見ていてほっとするんです。

そして、先月、彼に甲府に住んでいる彼女ができました。
顔出してナシなのだが、アツアツな感じは動画から伝わってきます。
今後二人の関係がどうなるか目が離せなくなってきました。

とゆーより、ラブコメ? このチャンネル(笑)

 

ヒロシちゃんねる

 

以前、「ヒロシです」で一世風靡していたお笑い芸人「ヒロシ」さんのチャンネルもまた妙なのです。
ただひたすらソロキャンプしているところを淡々と流しているだけ。

 

現地についてテントを立て、火を起こしてサンマや肉を焼いているところをひたすら流しているのです。
ヒロシさん目線で撮影しているので本人の姿はほとんど現れず、写っているのは包丁で切っているところや、炭が赤くおこっているところなどなど。

これがいいのは、山奥での焚火の火、ランタンの明かりがひたすら映っているので、なんとなく落ち着きます。

それと面白いのはグループ・ソロキャンプという相矛盾するキャンプの様子。
つまりソロキャンプする人が集まってめいめいテントをはり、めいめい火をおこし、めいめい料理をする一風変わった形態のキャンプ。
まるでヤドカリが寄り集まっているみたい。

でも、仲間同士であーだこーだと語り合いながら火をおこしたり、料理している様子がとてもたのしげ。BGMもなく、パチパチ燃える焚火の音もいいんだよなー。

あー、自分もやってみたい...

 

きまぐれクック

 

釣りや魚そのものがテーマな動画は山ほどありますが、このチャンネルはひたすら魚をさばいて料理して食べるんですよ。

しかも、メインは「さばく」ことなんです。

「さばく」ことは単純そうに聞こえますが、実は魚の種類によってやりかたが全然違うんだよね。
この魚は腹骨をこーしたほうがいい、ニガ玉がここにあるから、包丁はつぶさないようにこーいれるとか、いろんなワザを解説しつつ実演してくれるんです。子供の頃の理科の解剖みたいで面白い。

それも、登場する魚が見たことももないようなのばっかりなんですよ。マンボウみたいなやつだったり、時々打ち上げられて話題になるリュウグウノツカイみたいな深海魚だったり、ダンゴムシみたいなオオグソクムシが登場したり...

このユーチューバーに魚を提供するのが、有名フィッシング・ユーチューバー渥美拓馬さんだったり、市場にいる「変な魚おじさん」だったりします。
この「変な魚おじさん」がくせもので、魚市場に妙な魚が入ると、電話をしてくるのです。
まるで次々と挑戦状をたたきつけてくる悪の大魔王みたい。もちろん、このユーチューバーさんはそれを次々にさばいていくのです(笑)。

この人に好感がもてるのは、捌きワザだけでなく、本当に魚が好きなんだなぁ~というのがしみじみ伝わってくるんだよね♪

 

てな感じで時代は「ちょびっと有名ユーチューバー」の時代だと思います♪
私もわたしのこだわりを発信していければいいなぁ。

 

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