万年筆のインクの充填方法は大きく分けてふたつあります。
ひとつはあらかじめインクの充填されたカートリッジを購入してインクが切れたら新しいカートリッジに入れ替える方法。お手軽ですが、コストパフォーマンスはよくありません。
もうひとつは大きなボトルインクを買ってきて、インクが切れたら自分で充填する方法です。この際にはコンバーターと呼ばれる小さな容器にインクを入れてそれを万年筆にセットします。
ボトルインクは比較的安価なのでコストパフォーマンスはよいのですが、インク充填はやや面倒です。
今は後者の方法で万年筆を使っています。
過去コンバーターを使っていた時、やけにインクの減りが早いことが気になりました。
私はかなりの書き物をするので、下手をすると毎晩、コンバーターにインクを充填しているような気がします。
↓ 左がコンバーター、右が空になったカートリッジです。コンバーターはインクを吸い上げるためのポンプ構造が内蔵されています。黒い部分と赤い部分がそれになります。
つまりその分だけインクが入る余地がすくないわけです。
同じ悩みのある人がいないのか調べたらいました、いました♪
Amazonにボトルインクをコンバーターでなく、カートリッジに入れている人の書き込みを見つけました。
面白そうなのでやってみることにしました。
まずは必要なものです。
↓ 言うまでもなくボトルインク。今回は紺碧という色を使いました。
↓ 化粧品入れ替え用の注射器。ダイソーで100円でした。
カートリッジはポンプ構造がないため、自分でインクを吸い上げることができません。
そのため、注射器でインクを流し込むのです。
↓ インク吸い上げ。理科の実験みたい。
↓ 注射器でカートリッジに充填。溢れないように気をつけてと...
↓ あっさり、できました。
ただし、最初はカートリッジに前に使っていたラミー・ブルー・ブラックが残っていて、紺碧色ではありませんでした。メモ帳2/3枚分書くくらいまでは前の色が残り、以後は紺碧色になりました♪
* もちろん、メーカーサポート外の使用法なので、自己責任でお試しくださいませ。
*旧ブログより移行した記事です (初出 2013.1.23 )
* Twitterで更新情報を通知しています。
ねりうま様
はじめまして。
富士フィルムの新機種X-T10をキーに
ネットを徘徊していてこちらにたどりつきました^^;
が、“文具~”の方に書かれていることに影響を受けてしまい、
(結構読みふけってしまいました(^^ゞ)
思わずガランダッシュ849シリーズのボールペンを初めて買ってしまいました。。
で、只今万年筆の方を日々“物色中”だったりします^^;
頻繁に更新されているようですので、
今後も何かと参考にさせていただこうと思います。
楽しみにしています。
フォーエバービギナーさん、こんばんは
ご訪問、ありがとうございます。
「文具おやぢ」はこのブログの人気コンテンツです。
頻繁に更新していくつもりですので、またぜひ遊びにおこしください♪