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私は万年筆やボールペンは大好きですがシャープペンについてはほとんど関心がありませんでした。

学生の頃は大変お世話になったこの筆記具。
社会人になって使っている人はほとんどいないのではないしょうか?

私も今まで持っていたのはプラチナのプレスマン一本のみ。
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その名の通り、マスコミ向けの折れないシャープペンとして有名です。

ペンの先端(芯をガイドする金属部分)が長く、太めの0.9ミリ芯を使い、芯に負荷がかかると芯をひっこめて力を逃がし、折れなくする仕組みをもっているのです。

このシャープペンシルは使いたいと思って買ったわけでなく、マークシートの資格試験用に仕方なく買ったのでした。
値段が安く(確か200円くらいだった)、折れにくいので試験中アワアワせずにすむと思ったのです。

試験が終わった後は、特に必要性を感じなくなったため机の上のペン差しに入れておてメモ書きに使うくらいでした。
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この春、プレスマンは37年ぶりにリニューアルしましたが、あまり興味は湧きませんでした。

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そんな私が再びシャープペンを使ってみようかと思ったのは、たまたま理工系の大学に通う息子のペンケースを見たからです。
鉛筆とか、ボールペンとかが無造作にはいっているのですが、その中には安物ではない、少々値段が高いと思われるシャープペンが入っていたのです。ステッドラーとか。

理工系だとスケッチとか製図にシャープペンを多用するため、息子なりにしっかりした製品をチョイスしているのでしょう。

それを見て、自分も使ってみたくなったのでした。

いろいろ探した結果、ぺんてるのグラフギア1000にしました。
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このシャーペン、本来は製図用ですが、普段使いにも十分使えます。

ふたつの大きな特徴があります。

ひとつはそのメカニズムです。これが面白い。
ノック式なのですが、1ノックでペン先端のガイドが出てきます。2ノック目から芯が押し出されてきます。
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そして、しまうときはクリップ上部を指で押すとパチッという小気味よい音とともにガイド部がしまわれるのです。
このメカニズムは信頼性が高く当分は壊れそうにありません。

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二つ目の特徴はその重量です。ほぼ全部金属でできているためなんと20gもあります。
プレスマンが8.1gですから2倍以上あるのです。なので普通のシャープペンと違い、紙に力をいれて押し付けなくても自重で書くことができます。
ただ、鉛筆同様、色は薄いので濃く書きたければ強めに書く、ペン先を何度も往復させる等の動作は必要です。
そこが万年筆やボールペンと違うところです。

さてさてこのシャープペン、何に使おうかと迷っているところなのですが、万年筆抜け問題で使わなくなったモレスキンと一緒に使おうかと考えています。
もともとモレスキンは鉛筆を前提に作られたノートだといわれていますので、シャープペンとの相性はいいのではないかと思っています。

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