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世界を撮り歩く長倉洋海の写真展。
チベット、スリランカ、今話題のトルコ・シリア国境、アフガニスタン、シベリアなど辺境の人たちの生活を追う写真展。

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被写体は辺境の貧しい人たちがほとんどなんだけど、気づいた点が二つありました。

ひとつは、人はどんな環境でも希望を抱いて生きているんだな、という点で、仕事が終わった後のアフガニスタンのエメラルド鉱山で働く年収300ドルの労働者たちの目が生き生きしているのが印象的です。彼らの夢はいつかは鉱山主だそうです。

ふたつめは、アフリカでライオンを追いかけてそうなフンドシ姿のおっさんは自分を撮ろうとしている写真家に向けて写メを撮りかえしてやろうとしていますし、鉱山の年収300ドルの若者たちは休憩時間中に楽しそうにスマホで音楽を聴いています。ここ数年のIT革命は地球の隅々までいきわたっているんだと実感したのでした。

ところで最近、吉祥寺美術館は頑張ってます。写真的観点から見ると、今回の長倉洋海氏もそうですが、過去森山大道氏、野町和嘉氏などの有力な写真家の意欲的な展覧を企画しています。
写真じゃないですが、ゴールデンウィークのキノコ展も面白かったし。
都写美が改装中の今、吉祥寺美術館は注目の美術館のひとつだと思います。入館料100円なのもオトクですし♪

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