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富士フイルムX-T10/XF 35㎜ F2で西川口を歩く (3/6)

西川口の第三弾です。

ストリートスナップが好きなので、最近のTVや写真の顔隠しには抵抗をおぼえます。
報道やTV番組、写真に撮影者の目的がどこにあろうが、最も中核になる価値は時代の記録です。
後世の人が顔を隠した映像、画像を見たときにどんな気持ちになるのでしょうか?
私たちは終戦直後の子供たちの明るい表情の写真を見て平和の訪れを感じ、昭和のバブルに踊る人たちの表情を見て欲望に満ちた時代性を感じることができます。後世の人たちはこの平成の世の中の人々がどんな表情をして生活していたのか知ることはできなくなります。

以前、西武線のある駅が開業100周年とかで、開業当時から今に至る変遷を写した写真を展示していました。その写真の顔が塗りつぶされていたのには驚くと同時に事なかれ主義ここに至れりと思いあきれてしまいました。その写真に写っている人たちはほぼ生きていません。生きていたとしても写真とは全然異なる風貌をしているでしょう。

とはいえ、西川口のような歓楽街の写真では気を遣います。私だって公園で遊んでいるところならまだしも、もし、ここで遊んでいるところを撮られたらイヤですから。


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