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富士フイルムX-T10/XF 35㎜ F2で横浜のドヤ街・寿町を歩く (1/3)

横浜には日本三大ドヤ街のひとつ、寿町があります。

ドヤとは「宿」の逆さ読みで主に日雇い労働者が集まる安価な宿泊施設をさし、ドヤ街とはそうした宿が集まった街ということになります。

日本では台東区の山谷、大阪の西成、そして横浜・寿町が有名です。

先日、そうしたドヤ街の一つ、山谷を歩き強い印象を受けたこともあり、今回初めて寿町を歩いてみたのでした。

ドヤ街は日本の高度成長時代とともに発展しましたが、20年にわたる経済の停滞からほとんど日雇い仕事を提供する機能は消失しています。労働と賃金を奪われた労働者たちは高齢化し、福祉で糊口をしのいでいます。ドヤ街は労働者の街ではなく、貧困と高齢化に支配された街になっており、寒い予測ですが将来の日本全国で起こりうる現実を表現しているようにも見えます。

JR石川町駅の改札を出て左側に曲がり、いくつか通りを渡ると街の風景が一変します。

あてもなく歩きまわる高齢者、中には車いすの人もいます。またぼんやりと日向ぼっこをしているおじさん...
そして何やらわめいたり、昼間から飲んだくれて路上で寝ている人...

おおっぴらに撮影するのは難しい状況でした。




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