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上野駅13番線をめぐる冒険

先日、上野駅から常磐線で石岡に行く機会がありました。
東京に住んでいても西部にいるとなかなか上野駅まで行く機会はありません。年に数度は乗り降りする機会があるのですが、素通りするだけです。

ちゃんと上野駅を見てみようと思ったのはネット上での面白い噂でした。

13番線近くのトイレはその道の方々の集合場所になっている

13番線は中央改札に近いにも関わらず発着する電車がほとんどないため、その近くにあるトイレはいわゆる「ハッテン場」となっているという情報でした。結構ナマナマしい体験情報も寄せられており、興味津々でした。

一日20万近くの人が行き交う巨大ターミナルに一か所だけ暗闇のように忘れ去られたスポットが存在する状況が面白いと思ったのです。


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山手線プラットホームから階段を上がると見通しのよいコンコースが。最近のJRの駅はみな同じつくりをしていますね。私の頭の中の上野駅は今でも「津軽海峡冬景色」なので少々面喰いました。

↓ 近隣の博物館のチケットカウンター。以前は駅の外にあり、上野の森がうっそうとしており、冬などに行くと寒くて並んでいると体が冷え切ってしまいました。構内だとあったかい雰囲気です。

↓ ウロウロしているうちに乗る予定の常磐特急ときわが入線してきてしまい慌てて乗り込んだのでした。

というわけで、朝は歩き回れず、その日の夜9時過ぎに石岡からもどってきて再び駅構内を探索したのでした。

↓改札口の広場。
高校生のとき、友人たちと北海道まで各駅停車で旅行しました。旅の始まりに常磐線始発に乗るために野宿したのが上野駅でした。新聞を広げて寝たのはこのあたりだったかもしれません。広くて高い屋根が印象に残っています。夜中を過ぎても北へ帰る人たちで熱気がムンムンしていました。

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↓やっと見つけた13番線ホームです。17番線まであるのに、17番線が建屋の端でなく、13番線が端っこになっています。確かに閑散としています。

↓あっ、ここですね。

実際に入ってみるといたって普通のトイレでした。ほかのトイレと違うのは小便器の間に衝立みたいな壁ができていることと、鏡にベタベタと「迷惑行為が頻発しているため、警備員、駅員が巡回している」旨の張り紙がしてあることでした。

閑散としており特に怪しい人影は見えませんでした。ただ後からネットで確認するともっと遅い時間に集まり始めるそうです。

すっかりきれいになってしまった上野駅。
どこかに昔の痕跡がないかと探してみました。

あー、これこれ。古いJRの駅には天井が低いエリアがありますね。
なぜ、こういう作りなんだろう???といつものように中途半端にコラムを終わりたいと思います(笑)

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