安浦を散歩した後は横須賀の若松マーケットを散歩することにしました。若松マーケットは横須賀中央駅の東側に広がる日本人向けの飲食街です。ちなみに西側には有名なドブ板横丁があります。こちらは米兵のための飲み屋街で今はすっかり観光地化されています。

安浦からは電車に乗らずバスで行くことにしました。県立大学駅に戻る途中で捕まえることができたからです。

若松マーケットは西に横須賀中央駅、東に横須賀共済病院、南に山が囲むエリアです。米が浜バス停で降りたとき、変わらないなぁとおもったのですが、しばらく歩くうちに景観を大きく変えるモノを発見したのでした。

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↓若松マーケットの裏山。横須賀は海の街という印象が強いと思いますが、それは海沿いだけでほとんどの住宅地は山の斜面にできています。

↓マーケット内は寂れた区画もありますが、駅に近接した所はそれなりに流行っているようでした。

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↓カフエ建築。何年も空き家でしたが、改装されて新しいお店が入ったようでした。

↓驚いたのは山の中腹にできたタワーマンションでした。以前、駅から飲み屋街を通り山の方へ向かう小道は行き止まりになっていました。そこにギリシア神殿みたいなエントランスのタワーマンションができていたのです。

↓横須賀の繁華街から見えるタワーマンションの威容

先日の船橋もそうですが、寂れた繁華街とそれを見下ろすタワーマンション。日本中、いたるとこに見ることができる構図は格差社会を象徴するような気がしました。

（追記）
5月16日に横須賀市・米が浜の由緒ある料亭「海軍料亭 小松」が全焼したというニュースがありました。東郷平八郎や井上成美も愛用した料亭とのこと。
2012年8月に米が浜を歩いた時に巨大な木造建築があったので当時ハマっていたモノクロフィルムで一枚撮っていました。もしかしたら小松というのはその建物だったのかもしれないと思いアーカイブとGoogle ストリートビューを確認したらやはり小松でした。
今回横須賀を散歩したのはゴールデンウィークでした。小松の前を通ったので撮っておけばよかったと思いました。
とても残念です。