ゴールデンウィーク初日の朝日新聞朝刊に面白い記事が出ていました。「飲みたい街」、「ディープな穴場がありそうな街」ランキングが掲載されており、赤羽はディープな穴場がありそうな街で首位の新宿につぎ、2位を獲得していました。
ちなみに3位は野毛、次に新橋、北千住と続いており、私の経験からしてもいい線いっているように思えます。
記事中、赤羽が2位に躍り上がったのは、赤羽の面白人間を実録風に描いている清野とおるのマンガ、「東京都北区赤羽」のヒットが影響していると記載されていました。このマンガは知らなかったのですぐにアマゾンからKindleへダウンロード。
マジで面白いです。このマンガ。
赤羽という街に興味がなくても楽しめます。出てくる人たちは真性ダメ人間ばかりなのですが、そうした人たちを温かく包み込む懐の深さが赤羽という街にはあるみたい。
昔は街にどうみてもイカレている人が一人や二人はいて、子供のころ、親から近づかないように注意されたりして。でも困っていれば助けてあげたし、親父たちは仕事帰りに話し相手になってあげたりしていました。
今は、病院や施設に隔離されてしまって社会から見えなくしてしまう。こんなんでいいのかな?と思ってしまいます。街並みをきれいに、そして妙な人を排除すると、街は逆にドンドン住みづらくなっていきます。
丸健水産は一軒目と三軒目のつなぎに一杯だけ飲みに寄ったりしますね。あと、まるます屋はやはり鰻ですね。
赤羽で一番通っているのは一番街をずっと奥に行った先にある、赤羽一丁目の路地に建つ焼き豚『米山』さんです。店内撮影禁止ですが、なかなか衝撃的ですよ。
ディープな街として個人的な印象ですが、埼玉県の手前の赤羽と、神奈川県の手前の蒲田と、千葉県の手前の小岩に同じ匂いを感じます。どこも工場などで働く低所得労働者の街で、都内でも一番外れであるため開発も遅れているというのが、共通点に思えます。
おっ、これはこれはまた美味しそうなお店情報ありがとうございます!米山さんも飲み屋探索リストに追加しておきますね♪