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昼休みに品川のキヤノンギャラリーSでやっている、この写真展を見学。
入り口で在廊していた写真家にご挨拶。この展のためにつくったというBGMに和みながら時計回りで鑑賞。
最初に気に入ったのがトンガの鯨の写真。泳いでいる姿を横からとらえた写真なのですがディテールがはっきりしているため、存在感と立体感が半端ないのです。
そこからしばらくは海洋生物の写真が続き次に山、森、渓流の写真が続きます。最後の水の中をたゆたう紅葉の写真は乙女チックだけと美しい。しばし見入ってしまいます。

ところでこの写真展、テーマはなんだっけ?とパンフに目を落とすと「水」とあります。そこでなるほどと思うわけなんです。海の生き物の写真展、山の写真展、川の写真展といったものは数多くありますが、写真家は「水」という切り口でとらえているので、これだけ多様な被写体があるわけです。一回の見学が複数の写真展を見ているような密度の濃い充実感が得られる写真展だと思いました。

6月22日(月)までやっています。お見逃しなく!

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