





いつもワイシャツの胸ポケットにロディアのメモ帳を入れていて何か思い浮かんだ時にメモをとれるようにしています。
そのままポケットに入れると汗でぐちゃぐちゃになるのでオレンジ色の革カバーをつけさらにカランダッシュのボールペンを装着しています。
カランダッシュをペンホルダーにつけているのは、このボールペンが革カバーにフィットすることと、片手で操作できるプッシュ式だからです。満員電車でペン先を出すのに両手が必要なツイスト式だと面倒ですから。
これはこれで大満足で何年も使っているのですが、ある日、これでいいのかという疑問が浮かんできました。
というのも、#10はただでさえ小さいうえにホチキス止めするためのスペースが大きく、実際に書ける部分が想像以上に少ないのです。さらにメモ帳なのでどうしても一枚で完結できるキーワードを書き留めることで精いっぱいです。
ちょっとストーリーがあるものを書いたり、じっくり考えたことを書き留めるのには向いていないのでは思い始めました。
そこで文具店で見つけたのがダイゴーの「すぐログ」です。
前々からこの製品の元祖である「ジェットエース」の存在を知っていたのですが、購入には至りませんでした。
というのも、あまりにも定番すぎて「おぢさん」くさいからです(笑)。
私がおじさんなんで別にいいじゃん、という声が聞こえてきそうですが、ちょっと地味すぎる。
そこでこれをベースに文具評論家の土橋氏が監修した「すぐログ」に注目しました。
↓ まず気に入ったのが色。なんと12色もあります。私が大好きなオレンジ系もある。この鮮やかな色の惚れました(笑)。
それで大きさなのですが、何種類かあり、私は2番目に小さい名刺サイズを選びました。胸ポケットに入るもっとも大きいサイズという基準で選択しました。
↓ ロディア ナノより若干大きめ
この鉛筆が優れモノなのは、手帳の背表紙にささるだけでなく、お尻ついた紐がシオリの機能をもち、なおかつ用紙にシオリが圧迫されることで鉛筆が手帳から離れづらくなっている点です。
んで、実際に使ってみてわかったことが2点あります。
それは開いて鉛筆を取り出した時の木の香りです(笑)。
これが意外とよくて手帳を取り出すモチベーションになったりします。
もうひとつはロディアと違い、ページがあります。ページがあるということは思考の流れをどんどん次のページに書き連ねていくことができます。メモ帳のように一枚完結型の記述にする必要がないので、なぜかほっとするのです。
ナノとすぐログの利用シーンの違いですが、ナノは満員電車みたいなところでアイディアが浮かんだ時に忘れないように書き留めるツール、すぐログは公園のベンチみたいなところノンビリしながら思い浮かんだことをじっくり書き留めるツールというイメージです。
どっちが優れているというものではなく、シーンによって適合するしないがあるだけですね。





