土曜日は四谷三丁目のフォトギャラリー・ルーニーでやっていた「かたちあるもの」展を見に行きました。友人のYさん、Kさんが出展していたからです。そのついでといってはなんですが、ルーニーの兄弟ギャラリーであるクロスロードギャラリーでやっていた「小松宗光 写真展」が面白かったのでレポします。
とはいいつつも残りの会期は4日(日)、一日だけですので興味のある人はお早めに
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解説にあるようにカラーのベトナム・ホーチミン市のストリートスナップ。
面白いと思ったのは二つあり色のトーンと、カメラの目線です。色はなんとなくノスタルジックな味わい。とはいってもデジカメにありがちなエフェクトとはちょっと違う。解像度が低めの昔のフィルムで撮ったようなトーン。
それと一番の特徴は目線が水平から上方20度くらいに向いています。写っている人たちに警戒心がないし、足元が切れて少し不安定な感じなんですが、一方ぐちゃぐちゃな電線など、ふつうの写真にはうつらないものが写っており、とっても新鮮なのでした。
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在廊していた作家に聞いてみたら、まずフィルムで撮影、それをデジタルスキャンし、デジタルプリントしており、その過程でノスタルジックなトーンを出しているのだそうです。
そして、目線の謎なのですが、ウェストレベルでノーファインダー、心持ち上向きにして撮影したそうです。なにせ人が多すぎていちいち構えて撮ってられなかったそうです。
それが新鮮な効果を写真に与えているのでした。
街道の写真家・尾中浩二の作品が好きな人はきっとに好きになれると思いますよ。
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