





1/24から3日間にわたって東京ビッグサイトで行われた第二回資産運用EXPOの最終日に行ってきました。
目的は二つです。
- 資産運用商品が一同に会する巨大イベントで投資環境の雰囲気を感じること
- 今年からFXをやろうとしているのでFX関連セミナーに参加すること
この記事では前者の「雰囲気」を書いておきたいと思います。
結論としては、日本の投資環境は大幅な改善が期待できる!ということです。
資産運用EXPOとは?
年に一回開催される資産運用のためのイベントで、今年が2回目。
- 来客予想2万人
- 出展業者190社
- 190セミナー
という巨大イベントです。ちなみに来年の出展業者は300社を予想しており、年々拡大しています。
業者は株、FX、保険、国内外不動産、太陽光、マイニングetc…と多岐にわたり、個人資産に関連する業者が一同に会している感じです。
集客合戦もすごくて、京都の不動産業者な生八つ橋を配ったり、金の延べ棒チョコやなぜかあんパンを配ったりと、歌舞伎町並みの客引き合戦です(笑)
↓ 来年の出展業者の募集をかけており、コマの販売状況が来場者に見えるようになっているところが面白い。来年の出展コマの7割が埋まっている
来客者から見える日本の未来
午前中はそうでもなかったのですが、午後になるとものすごい人です。
休日の渋谷なみの混雑...
来客数の半分は50代から上の高齢者層で、半分は40代以下の人たちで、過去に私が参加した金融関係のイベントに比べて高齢者の比率が高いことに気づきました。
日本が世界有数の金持ち国にもかかわらず、経済状態がパッとしないのは、900兆円におよび莫大な現金を銀行預金として死蔵させてしまい、市中に現金が流れないせいです。
預金の大半の持ち主が高齢者だと言われています。
もちろん預金にしても銀行経由で間接的に市場に資金は流れるのですが、返済義務が生じる融資に過ぎず、企業が使いづらいのです。
それに企業は銀行を経由せず自力で資金調達ができるので、900兆円の行き場がなくなりフン詰まり状態になっているのが日本経済の現状なのです。
来場している高齢者たちを見て、安全な預金からリスクがありながらもリターンが期待できる市場へのマインドチェンジが進みつつあると考えました。
ちなみに900兆円の2割の180兆円が株式・債券市場に流れ込むだけで世界最大の機関投資家であるGPIF(年金積立機構)を超える機関投資家が登場したのと同じインパクトになり、大幅な市場の活性化が期待できます。
とっても気になる金融商品
あまた金融商品の出店がある中で特に注意をひいたのは株・FXと海外不動産です。
まず、株・FXなのですが、その出店が集まっているエリアがアホみたいに混んでいます。
会場は金融商品ごとにエリア分けされているのですが、株・FXエリアの混雑度が群を抜いて高い。
報道を見ていると、今年の10月の消費増税、オリンピック後の景気減速が予想され明るい未来を想像しずらかったのですが、この会場の混雑ぶりをみて想像以上に地合いはいいのだと確信を得ました。
で、次に気になったのは海外不動産です。
海外不動産というと以前は、香港、シンガポール、マレーシアが多かったと思うのですが、おそらく価格が上がりすぎたのでしょう。
それらの地域よりもベトナム、タイ、カンボジアの不動産を紹介している業者が目につきました。
都心の新築マンションが一千万円以下で買える...しかもカンボジアはドル建てで買える...話を聞いているとどんどん買いたくなってきました(笑)。
しかし、買ったところで海外移住する気はないし、人に貸すにしても転売するにしてもどうしていいかわからない、などなどで、出口戦略がピンとこなかったのですぐに購入するのはやめておきました。
でも、これらの地域の経済発展が勢いを増していくのは間違いないでしょう。





