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* 旧ブログには101個の文具おやぢ記事が掲載されております。コチラをご覧ください。

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プラチナ万年筆の#3776シリーズの大ファンです。この万年筆の特徴は気密が高いため、万年筆での利用が難しいと言われる顔料インクが使えることです。

一般的に使われている染料インクと異なり、顔料インクは色褪せや湿気に強く長く保存が必要な文書に使われてきました。反面、いったん乾くと固まってしまい洗い流すことが困難なので、気密が高い万年筆でないと利用が難しかったのです。

ボク4本の#3776シリーズを持っていて、うち3本に顔料ブルー、1本に顔料ブラックを入れていましたが、ブルーの2本に別のインクをいれたくなったので、洗浄する必要がでてきました。

一般的な染料インクであれば、ペン先を一昼夜くらい水の入ったコップに入れておけば、インクが水に溶け出しきれいになるのですが、顔料の場合はそうはいきません。

手順としてはまずは水洗いをします。

↓ その後に専用のプラチナ万年筆洗浄液をコップに薄め、ペン先を投入。一昼夜待ちます。

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↓水洗いしてだいぶインクが流れ落ちたと思ったのですが、洗浄液に入れてみると隠れていた汚れがたくさんでてきました。

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↓一昼夜おいて水洗するとペン先が新品のようになりました。

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