今回の写真展では私は大きなプリントを展示することにしました。
いままでA3ノビが最大ですが、それより大きなプリントにすることにしました。
当然、自分でプリントできないので写真屋さんで相談することにしました。
写真屋さんとの会話でプリントに関して豆知識を得たので記事にしておきます。
写真屋さんの大判プリントメニューは次の2種類でした。
- 印画紙ベース(銀塩プリント)
- インクジェットベース
この写真屋さんでは機材の制約で印画紙ベースはA3まで、インクジェットベースはそれ以上も可というサイズ上の制約があるので、必然私の選択肢はインクジェットOnlyということになりました。
さて、印画紙ベースとインクジェットベースとどう違うのか?がこの記事のテーマです。
私は昔からの紙そのものが発色する印画紙の方が、紙に付着したインクが発色するインクジェットより「高級」で「表現力豊か」なのかと思っていたらそうではなく、お互い得意とする領域が違うそうなのです。
印画紙のほうは諧調が豊かなので、肌とかネイチャーなどが向いており、逆にエッジの効いた建築物や彩度の高い写真はインクジェットのほうが向いています。
今回出展する真ん中の2点はかなり鮮やかな赤なので、インクジェットの方がよく、印画紙だと赤がべっとりしてしまうそうです。
逆に夜の灯りを撮影した両側の2点は諧調が滑らかなので印画紙の方が向いているそうです。
今回は真ん中の2点が主役級なのとサイズの点でインクジェットにしました。
印画紙とインクジェット、被写体によって選択が変わるという豆知識でした。
今回のねりうまさんの作品は怪しい夜の世界を彷徨っているような覚醒感がありました。それを増長しているのが大きなプリントサイズだと思いました。まとわりつくようなねっとりとした色調はデジタルプリントならではなのですね。
次回も見る者をあちら側に連れて行ってくれる作品を期待しています。アヒージョ!
sonnarさん、訪問ありがとうございます。sonnarさんか料理の達人とは知りませんでした。次のパーティも男の手料理を楽しみにしています♪