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街歩き隊では年4,5回、東京近郊の街を撮り歩き、2回の講評会を経て総まとめとしてグループ写真展を実施します。

今回の写真展は来年1月初めに実施されるため、年末はその準備で大わらわです。


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先月は自分のお気に入りを持ち寄り最後の講評会。この講評会では各人の出展作のチョイスと、DMに使われる写真のチョイスが行われます。

私は今回、RICOH GR および X-T10 で撮影したデジタルモノクロームを出展することに決めていたので、候補を2Lサイズにプリントした約50枚を持ち込みました。

この講評会用プリント作成でトラブりました(涙)。

プリンターはエプソンの作品作成用顔料8色プリンタ・PX-5600 を使っています。エプソンの顔料プリンターは色再現性が高く、モノクロでも色被りが発生しないことで定評があります。

ところが...

どうやっても色が被るのです。純黒調なのに赤っぽい...

あっ、と思い印刷時のモノクロ設定をアプリ側でなくドライバ側にすることで解決!

とっ、思いきや、今度は緑っぽく被るのです...

どうやっても...

試行錯誤しているうちにわかりました。

なんと、

自分の眼鏡のレンズ

に色がついていたのです!

今年の春、人気のブルーライトカット効果のある眼鏡に変えていたのです。これはPCやスマホのディスプレイから発するといわれる紫外線をカットする効果のあるレンズです。

このレンズ、使用感はふつうの眼鏡と変わらないのですが、レンズがほんの少しだけ黄色みが入っているのです。この黄色みのせいで白が緑に被って見えるようなのです。眼鏡をはずしてプリントを見るとプリンタ設定どおりちゃんとしたモノクロになっていました...これに気づくのに半日...
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無事、講評会用プリントができたので当日、大きな机に50枚の2Lプリントを並べ、先生から好評いただき、ワイガヤしながら出展作を決めました。

写真はBack Streets, Objects, Crawlers, Fine Days と名付けた群れと、それら以外の計5つの群れにまとめて提示。最終的にはCrawlers の6枚をチョイスしました。

先生と相談して、展示のプリントは黒の領域が多く、インパクトがあるので大きなプリントにして余白をとらず、額装なしのパネル張りにしようということになりました。

DMは今年から街歩き隊に参加されたKさんの写真になりました。雑貨屋さんの写真なのですが、DMを見た人が写真展に見に行きたくなるようなユーモアのある作品です。
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出展作が決まったら、いよいよ本番プリントです。

富士フイルムの画彩シリーズ「写真仕上げ Pro モノクロ A3ノビ」を使いました。プリント設定は講評会用プリント作成時に決めていたので、悩むことなく機械的にプリント。

1枚に約10分。計3本のインクカートリッジを使いました。プリントして1時間くらい乾燥した後、すぐにルーニィへ持ち込みパネル張りの依頼をしてきました。
縮小-20151205_052703276_iOS

これで安心して正月を越せます。新年の写真展が楽しみです。

DMができたらご案内しますので、ぜひ遊びに来てください。

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2 thoughts on “街歩き写真展のためのモノクロ作品づくり

  1. 街歩きグループ展期待しています! 1月12日から17日までですね?

    1. hataさん、ごぶさたしております。
      そうです。12日から17日までです。
      例によって16日(土)17:00 頃にパーティしますので、ご都合があえばぜひとも遊びにいらしてくださいませ!

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