ひさびさの文具おやぢ記事です。
ペリカンのマリンブルーを新宿キングダムノートで中古で買いました。
この透明感のある美しいブルーには前から魅かれていて、夏の日にワイシャツの胸ポケットからこれを取り出したら爽やかだろうなと思っていたのでした。
最初はK605の万年筆が欲しかったのですが、今は万年筆を10本くらい持っているのでボールペンのほうがいいな、と思っていました。
[限定]ボールペン ペリカン 替芯1本 プレゼント Pelikan スーベレーン K605 ホワイトストライプ
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そうこうしているうちにキングダムノートで中古で安いものが出てきたので、実物を確認して購入することにしました。
↓ リフィルが透けて見えますね!
↓ 信頼のペリカンマーク!
私がボールペンを選択するときのポイントは、デザイン、メカニズム、リフィルの3点です。
その3点をひとつひとつ見ていきましょう。
■ デザイン
言うまでもなく持っていてカッコいいかどうかです。その上で持ちやすさ、重量バランスなどがポイントになります。
今回は美しいスケルトンブルーとエレガントなスタイルに惚れて買おうと思ったので全く問題ありません。また適度な重さが心地よく書きよさそうでした。
■ メカニズム
ペン先を出すためのメカニズムがしっかりできているかどうかを確認します。ノック式、ツイスト式が代表的なメカニズムですが、ペン先を出す際にがたつきなどがないかを確認します。今回のペリカンはスムースでまったく問題がありませんでした。
メカニズムがスムースに動くかどうか、そのこだわりはメーカーによってずいぶん違います。メーカーによっては壊れているんじゃないかと思うほどがたつく仕様になっている製品もありますから注意が必要です。
断トツでこだわって作っているのはパイロットだと思います。以前、旧ブログでコクーン・ボールペンのメカニズムについて書きましたが、支障なくペン先を出すためだけでなく、触りたくなる、廻してその重みを楽しみたくなるようなつくりのよさは素晴らしいです。
■ リフィル
フィリルに充填されているインクの滑らかさです。試し書きをさせてもらいましたが、ペリカンのリフィルはいまひとつでした。
書き出しがかすれることがあるし、ねっとりしていて紙の上を走らせづらいのです。その重みがいいという人もいるかもしれませんが。
とはいえ、これは想定の範囲内でした。日本のペンメーカーのリフィル(ジェットストリームやアクロなど)は世界最高峰の書き味です。それに慣れていると海外モノのリフィルはいまひとつに感じられます。
ペリカンのリフィルはパーカー互換リフィルなので気に入らなければ他のメーカーのリフィルに変えてしまえばいいのです。パーカー互換で日本製リフィルに匹敵する書き味と言われる独・シュミットのイージーフローを使おうと思っています。イージーフローは日本でも伊東屋やペンハウスのボールペンで採用されています。
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リフィルについてはちょっと残念でしたが、この中古品はキズひとつなく定価の半分ほどでしたので即買いしました。今から持ち歩くのが楽しみです♪
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