前回は品川のキヤノンギャラリーでやっていた野口里佳写真展「夜の星へ」を記事にしました。
先日、お気に入りの「夜の星へ」の展示が終わり、次は何かな?と思ったら大御所・本城直季の登場です!
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大判カメラのティルトを活用しジオラマっぽい風景の表現手法を確立した写真家で、木村伊兵衛賞作家でもあります。
今回は東京のジオラマライクな写真が広大なキヤノンギャラリーの壁一面に広がっています。
今までの彼の写真と違う点をふたつ見つけました。
ひとつは風景の角度です。今までは高い場所から斜めに撮っている画が多かったと思うのですが、今回は真上から撮影しているものが多く、今回は空撮をとりいれたようです。
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ふたつめは被写体です。今までは遊園地、乗り物、海辺とか兎に角おもちゃ箱をひっくり返したような楽し気な写真が多かったような気がしますが、今回はひたすら東京を撮影しています。
カラフルではあるけれども、無機質である程度は形のそろった画一的な街並みを見ると、あらためてそれが「東京」の特徴なんだとわかります。