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キヤノンの品川で展示されている「九龍城砦」は、まだ今年が半分以上残っているにも関わらず今年ベスト5に入る写真展です。
そう言い切っていいと思います。廃墟マニアはもちろんのこと、写真をやる人は四の五の言わず見に行くべき写真展です。
幸いなことに会期が長く7月4日までやっていますので。

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九龍城砦とは20年前まで香港に実在した高層スラムで、一度入ったら二度と出ることができない無法地帯なんて言われていました。密集したコンクリートビルはどれも傾いていてフロアの高さはガタガタ、傾いたビルがお互いに支えあって辛うじて集合建築物として構成されているという信じられてないコンクリートスラム。
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唯一守られている法は高さだけ。それは上空を旧香港国際空港へ着陸する旅客機の航路になっているため。

スラムの中は住民が勝手に住み着き、勝手に増改築しており、天井には盗電のためのケーブルが無数にのたくっている。そして風通し、日当たりなどは全く考えていないので異常に高い湿度と温度。建物というよりはもはや洞窟。

そんな最悪な2.5ヘクタールの敷地になんと4万人の住人がいたのでした。

写真云々の前に被写体の存在感が凄い。日本でも軍艦島の廃墟などは有名ですが、構造がその100倍も無秩序。そもそも軍艦島には人は住んでいません。わかりやすく言えば廃墟にものすごい密度で人が住んでいるのが九龍城砦。
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映画「ブレードランナー」やアニメ「攻殻機動隊」に出てくるスラムはたぶん九龍城砦をモチーフにしたものだと思いますが、これからも様々なアートに無秩序の象徴として登場してくると思います。

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