





先日、インカムゲイン(分配金・配当金収入)がほしいのでREITを買います、という記事を書きました。
早速、最初の分配金がありました。
正真正銘の自分自身の力で稼いだ不労所得です(笑)。
なんだか矛盾しているような言い方ですが、未だに額に汗して働いた報酬でないと尊くない、などというバカがいるので、敢えて書いてみたのです。
何度も過去記事で書いていますが、
- 働く
- 貯める
- 投資する
の3サイクルを回せない人は、どんなに一所懸命働いても老後ビンボー間違いなしです。
アリのように働いて、利回りほぼゼロの定期預金かなんかに貯めて満足しているのは先進国では日本人だけです。
おっと、脱線しちゃいました。
秋に森系、電鉄系、ホテル系のREITを5銘柄購入したのですが、今になってハタと気づきました。
各銘柄とも分配金配当月が年2回でしかもバラバラ、しかも年に4月ほど全く配当のない月がある。
理想型は毎月毎月いろいろなところから分配金配当が入るようになるのが生活や投資の計画がたてやすいのです。
会社勤めの給与収入みたいに毎月入金すれば生活しやすいですよね。
それを実現するために分配金配当月を考えて別のREITに追加投資するというのも本末転倒だし...
ところがETFのガイドブックを見ているうちに面白いことに気づきました。
ETFとは指数連動型のインデックス投信に似た金融商品です。REIT ETFは東証に上場している全REITに投資したのと同じになるので、リスクヘッジになります 。
このJREIT ETFなのですが、日本では次の7商品が上場されています。
① 野村アセットマネジメント REIT-ETF (1343)
② 日興アセットマネジメント 上場Jリート(1345)
③ ブラックロック・ジャパン iSJリート(1476)
④ 農林中金全共連アセットマネジメント NZAM Jリート(1595)
⑤ 三井住友アセットマネジメント SMAM Jリート(1398)
⑥ 大和証券投資信託委託 大和Jリート(1488)
⑦ 三菱UFJ国際投信 MXS Jリート(1597)
このうち、分配金支払基準日が年6回ある②と、若干分配金利回りが低い⑥をのぞく5商品には面白い特徴があります。
面白いことというのは次の二点です。
ひとつはこれらの5商品のスペックにほとんど差がないということです。
具体的には分配金利回り、信託報酬、純資産総額です。
- 分配金利回りは全部東証REIT指数への連動を目指しているため、3.3~3.4パーセントでほぼ同じ
- 信託報酬は一種の販売手数料では各商品で若干の差がありますが、0.2~0.3パーセント程度で誤差の範囲
- 純資産総額は野村が約3,000億と大きいものの他は似たり寄ったりで500~1,000億の間
そして、二つめの面白い点は、配当月が異なる点なのです。
もう、カンのいい人は気づいたと思いますが、配当月の異なるこれらの商品を組み合わせれば毎月配当される自分年金を構成できるということなのです。
具体的には次のようになります。
つまり、
- 野村 または iSJ で2,5,8,11月の配当
- 農中で1,4,7,10月の配当
- 三菱UFJ または 三井住友で3,6,9,12月の配当
を得るようにすれば毎月分配金配当が得られるわけですねー (^^)/
これで年明けから買いを入れておこうと思います。





