私は普段はデジタルカメラで撮っていますが、最後の高級コンパクトフィルムカメラだと言われる富士フイルム・Klasseを2台もっているのでたまにはフィルムで撮りたいと思うことがあります。
今回はローコントラストでレトロな描写で女性に人気のある高感度フィルム・Natura 1600を使ってみることにしました。
ところがこのフィルム、今年3月にディスコンだということがわかり、慌ててネットで大人買いしました(笑)。
↓は富士フイルムのWeb情報です。
今回の記事ではNatura 1600とスマホのデジカメを取り比べてみようと思います。
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まずは日中の太陽光の下で撮ってみます。
Natura 1600の方は一昔前のインスタグラムのようなレトロな絵作りです。ISO1600のフィルムを晴天下で使うのはそもそも無理があるのかもしれませんが(汗)。
次はNatura 1600の夕暮れの画像です。空の諧調がとっても自然
最も差が出るのは夜の写真です。スマホはオートWBがしっかり効いていて蛍光灯の下で撮ったみたい。
Natura 1600はフイルムなので当然AWBはありません。スマホのように色を調整したいのであればフィルターをつけるとか、光源に合致したフィルムを選択する必要があります。
でも、フイルムの良さは余計な調整をせず(できず)に雰囲気がそのまま写る点にあります。感じ方は人それぞれでしょうけど、この宴会の雰囲気はフィルムの方が近かったですよ。
今回の件でフィルムが使えるのもあと数年になっちゃったな、と思いました。
寂しいなと思いつつ自分以外にフィルムを使っている人がネットにいないか調べてみたら、いました、いました。にほんブログ村のフィルムカメラのランキングには毎日のようにフィルム写真をアップロードする猛者が何人もいました。
ちょっぴりほっとした気分
今回買い集めたフィルムは大切な人を撮るために大切に使おうと思っています。