いよいよ全4回の北千住シリーズ最終回です。
今回はいつものと違い私の街撮り写真のブログ編集について書いてみました。
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こうした街撮りの写真をブログ記事にするとき、気をつけていることがあります。
それは写真の並びを時系列にしないことです。街を説明する記事であれば、歩いた場所順に写真を並べて文章を書き記事にすれば紀行文の体をなすのでわかりやすくていいと思いますが、私の場合は写真を使って街の説明をしたいのではなく、街の雰囲気を伝えたいと考えています。
なので、街を特徴づける一般的な事物にフォーカスしないようにしています。
極端に言えば写真に写っている荒川とか、スカイツリーとかそういうのは興味がありません。写っていようが写っていまいが関係ないというスタンスです。そこに住んでいる人にとっては毎日目にしているスカイツリーに興味があるとは思えません。
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初めに朝の写真があって、昼の写真、夜の写真といった順序、古い民家の写真のまとまり、再開発が終わったきれいな駅前の写真のまとまりといったものをすべて崩し、見る人がブラウザをスクロールしたとき、次に現れる写真が予想できないようにしています。
文章でも写真でも「わかりやすい」ことが求められます。ビジネスや教育の現場ならなおさらです。
わかりやすいということは、筋が通っている、主張が一貫しているからそういう評価になるでしょう?
でも筋が通っているということは、一本の筋以外の詳細がすべて脱落しているからそう見えるのです。
私たちが経験したこと、感じたこと、学んだことはそんなに簡単に”言葉”で他人に伝えることができるものでしょうか?
”写真”という表現を使うことで”言葉”を超えた街の雰囲気を伝えられたらと考えながら、自分の写真を見ているのです。
うーん、理屈っぽいなぁ(笑)
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