「書評」カテゴリーアーカイブ

街歩き愛好家・ストリートスナッパーのバイブル「東京都北区赤羽」by 清野とおる

久々に秀逸なマンガを読みました。

清野とおる氏の「東京都北区赤羽」です。

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昨年、山田孝之主演でドラマ化されたのでご存知の方も多いかもしれません。

私はこの連休中から読み始め、清野とおる作品はほぼ全部読み切ってしまいました。次々に際限なく本を買えてしまうKindleって恐ろしい(笑)。
彼の作品の中でも清野とおる氏をメジャーマンガ家たらしめた「東京都北区赤羽」は続編の「ウヒョッ!東京都北区赤羽」とともに最高に面白いです。

このマンガは赤羽に移り住んだマンガ家が出会った奇想天外な人々、珍奇な出来事を綴る実話で構成されていますが、このマンガ家の街とのかかわり方は、私のようなストリートスナッパー&街歩き愛好家のお手本と言えます。

どこがお手本か、という点を3つメモしてみます。

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大坂・新町遊郭を舞台にした大傑作コミック「難波鉦異本」by もりもと崇

たまたまAmazonで目にしたこのコミック。めちゃくちゃツボにはまりました。

江戸時代の大坂・新町遊郭で活躍する天神女郎・和泉と禿のささらの活躍がおもしろい。

江戸時代の遊郭モノのというとほとんどが吉原だけど大坂・新町が舞台というのもいい感じ。巻末の作者インタビューを読むと、今まで作品でほとんど取り上げられていない、公許の遊郭地の中では町人や遊女が比較的自由に行き来できたことでストーリー展開に自由度が高まるのでここを舞台にしたということでした。

遊郭モノというと貧しさのために地方から売られ、体をぼろぼろにして死んでいく「死ぬのも生きるのも地獄」というワンパターンが多いのですが、これは主人公たちがたくましくそれでいてユーモアあふれ人生を楽しんでいる感があり読んでいるこちらの方までワクワクしてくる傑作なのです。

難波鉦異本 上<難波鉦異本> (ビームコミックス(ハルタ))


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医師のつくった「頭のよさ」テスト・・・認知特性から見た6つのパターン by 本田真美

ひさびさに面白い本を発見。
カリスマブロガーのイケダハヤトさんのブログで紹介されていました。この本は巻頭にある35問の質問にこたえることで、その人が物事をどういうとらえ方をするのかがわかり、イケダさんはこの本によって自身が「聴覚言語タイプ」に分類される認知傾向があることがわかったと記事に書いていました。

それを読んだ時にはブログで何百万PVも稼げる人なので「言語」に長けているのは当然だろうな、ふーんくらいにしか思わず、この本を手に取ってみようとは思いませんでした。

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読書マニア・吉村昭にハマる!・・・羆嵐、高熱隧道、大津波、関東大震災

私は松本清張とか吉村昭とか昭和の作家が大好きです。

というのも、現代の作家と比べて、「ええっつ!?」と知らないことがわかるのが多い点と、描写と筋が緻密なので、一度読んだら忘れられません。

現代の作品はスラスラ読めるのですが、何か薄い感じがして、内容をすぐに忘れてしまいます。
映画やドラマを見てから原作にあたることが多いのですが、たいてい、映画やドラマのほうが原作より面白いのです。
原作で足らない部分が多いため、映画監督や脚本家の活躍できる余地が多いせいだと思っています。

というわけで吉村昭の作品レビューです。
今回ご紹介しようと思ったのは、多くの吉村昭作品がKindleで読めるようになって、作品に触れる機会が多くなったためです。

それではおすすめ作品をいくつかご紹介しましょう。

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書評・二流、三流の人のための人生論・鈴木拓「クズころがし」

この本、すごくいいですよ。

一見、世間をなめたことを書いているように見えますが、すごく深いです。あたりまえですが、多くの人たちは能力も影響力もごくふつうです。そうした人たち向けに知恵を提供する本って実は少ないのじゃないかと思いました。超一流や一流になるための知恵を提供する本がすごく多いですが。
もちろんそんなモノを読んだところで超一流になることなんてできやしませんが。

この人のKindle本を読んだきっかけは10/22の朝日新聞朝刊「耕論 もの申す私たち」というオピニオン欄で

自分の意見を言って爆笑を取るより、ディレクターの指示に従ってスベる方を選びますね

などと、欄の趣旨とは180度違うことを堂々を書いていて、面白いことをいう人だなぁ、と思ったのがきっかけ。

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書評・出口治明「人生を面白くする本物の教養」

品川の本屋さんで売り上げベストテンに入っていたこの本を買ってみました。

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

新品価格
¥864から
(2015/10/10 22:40時点)

私はへそ曲がりなのでみんなが読む本は読まず、ベストテンになっているような本はスルーしてしまうのですが、今回、書棚から取り出したのは、この春に生命保険の契約を大手保険会社から、この著者が経営するネット生保に換えており、なんとなく興味があったからです。

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Kindle 99円本「ブログエイジ イケダハヤトのブログ農耕ライフ」を読んで脱サラを考える

ゴールデンウィーク中にKindleを購入。
この本がなんと99円であることを知り即購入。
私はブログを細々と11年もやっているので、イケダハヤト氏のようなプロブロガーといわれる人たちの生き方に憧れがあります。
会社から離れウデというかペン一本で生きていく姿勢がクールだと考えるのです。

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